306号線に近い、かなり山に近い地域、寒さ対策で相談を受けた案件。
内窓の新設を主体に、国土交通省の補助事業の要件をクリアするように準備します。
日向ぼっこに最適な広縁は桧調のプラマードにオンラインLow-Eペアガラス”ペアマルチEA”を入れます。
枠のひずみ調整も兼ねて桧のふかし枠を取り付けます。
奥様の寝室は明るい和室。
真壁の桧の骨組を活かすように桧のふかし枠を廻して桧調のプラマードを取付。
樹脂の内窓なのに、桧の臭いがぷんぷん香ると奥様からお褒めいただきました。
玄関ホールの明かり取りの内障子を取り付けた窓。
和紙調のガラスを使ったペアマルチEAを使った内窓を取り付けます。
障子よりも光を良く透過するので、玄関ホールが以前よりも明るくなりました。
キッチン出窓は内窓を付けるとお鍋などの収納場所が無くなるので、ガラス交換で対応。
ガラスは日本板硝子の真空ガラス”スペーシア”。
外から見えないようにすりガラスを採用。
ガラス自体の断熱性は元の単板型板ガラスの約4倍になります。
出窓の床板が外気に剥き出しだったので、断熱材を入れ、アルミパネルでカバーします。
国土交通省の補助事業の要件を満たす為に窓の断熱以外に、壁・床・天井のいずれかの断熱が必要です。
床下を確認すると、硬質のグラスウールがきっちりと入っているので、床の断熱は諦めます。
天井の吹き込み断熱工法。
新聞紙由来のセルロースファイバーをエアーで吹き込みます。
屋根の下にある天井裏には全て吹き込みます。(2階が載っている下の1階の天井は吹き込まない)
20cmを基準に全体を隙間無く断熱します。
この案件は、板硝子協会のエコガラスの事例紹介で紹介されています。
http://www.ecoglass.jp/s_case/reform/detail/reform201604.html
こちらは、東京からプロのカメラマンと貴社が見えて取材された記事です。
ご一読下さい。