昨年、断熱・省エネ改修工事をさせて頂いたS様邸。
実は工事に取りかかる前に、庭にあった物置小屋を解体撤去していました。
物置小屋がシロアリ被害を受けていたこと、全体の工事を行うのに、搬入経路や材料置き場に困っていたことなどから撤去に至ったのですが、全体の工事を終えてみると、小屋のあった箇所だけが、隣地から丸見えになっていました。
これを改善すべく、目隠しフェンスを設置しました。
二人の娘さんが嫁がれたので、いつでも帰ってきて貰えるように、駐車スペースを確保することも大切な目的です。
フェンスの基礎ブロックを埋め込み、背の高いポールを建てます。
物置小屋の土間は駐車場に利用します。
土間のひび割れ防止の為、基礎ブロックは上半分をハツリます。
型枠をして、土間配筋をして、ミキサー車を待ちます。
この日は気温が低く、なかなか硬化が始まりません。
日の暮れる頃、ようやく2回目のコテ押さえが出来ました。
型枠は5日後に外してお引き渡し。
ご主人の車と、嫁がれた娘さんの車が、敷地内に縦列駐車出来るようになりました。
一反の田圃を開発し、3軒に分譲された一番奥の敷地の為、今までは、溢れた車は手前の家の駐車場の前に置いていました。
娘さんたちもこれからは、気兼ねなく、郷帰りが出来ることでしょう。